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当サイト管理人による日本語教師養成プライベートレッスンを行っています。レッスン内容の詳細はこちらのページskypeでのご依頼も受け付けています

 0課 サバイバルジャパニーズ あいさつ 教室用語 数字など

~ いろいろな一覧 ~
2版動詞 1~25課 2版動詞 26~50課 2版形容詞  例文

ゲーム   文型   副詞・接続詞   活用
・  助詞・助数詞・疑問詞

1~25課2版1版① 26~50課2版1版②  カタカナ  場所


2017年4月、サイトをリニューアルしました。
新サイト:日本語教師のN1et ➔教案ページ 授業のコツ
教案や一覧はみんなの日本語2版対応(情報量は倍以上に)、ブログページの新設など様々な面で改良しました。

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 新出語

この課で学ぶ語は全て『必要最低限中の最低限』、学生もかなり早い段階で覚える。それは『使う』からだ。言語習得において使うものは覚えるのである。それだけに、ここでしっかり最低限の語を教え込まなければならない。


 教師用メモ

1.初級は体を動かしてやるが、10課ぐらいまでは絵(PC)も大切な教材である。授業前には準備運動をした方がいいぐらい

2.文字をこれから教えるが、文字には書体というものがあり、紹介する。「き」「シ」あたりがいいだろう。書くときは明朝体・ゴシック体などはだめで、教科書体が正しいことを拡大コピーしたものを見せ示す。

 教案

自己紹介

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◆Tの自己紹介をして見せ、Sにも同様にさせていく
1.はじめまして。カキアゲです。日本の~から来ました。どうぞよろしくお願いします
を板書し、



2.練習
1.最初に板書した文を「。」で区切って一文ずつ指し示しながら意味を確認
2.「。」で区切って一文ずつ全体リピート練習させ、個別に当てて言わせる
3.Sを一人前に連れて来て、Tと2人で自己紹介を披露。終わったらそのSを席に戻し、それぞれのペアでやるよう促す
4.全員に一人ずつ自己紹介を立ってやらせる
あいさつ表現
◆あいさつ導入
1.「おはようございます」をTが板書、発話
2.おはようございます、こんにちは、さようなら、こんばんはのPCを見せながら、いつ言うのか状況をPCで入れていく



◆練習(全てお辞儀をしながら発話する)
1.板書の「おはようございます」を指しながら、一文字ずつゆっくり全体リピート
2.普通の速度で「おはようございます」を全体リピート
3.各Sに当てて言わせる
4.おはようございます、こんにちは、さようなら、こんばんはも同様に入れる
5.PCをWBに貼り付け、QAでTS、SS同士であいさつをさせる
日常使われる簡単な言葉・会話
◆導入
1.1Sを1人呼ぶ。つり革につかまっているG。Sの足を踏んで、Tがすみませんと言う。②Sの名前を一度聞いてもう一度申し訳なさそうに聞き直す
2.Tが手一杯に荷物を持ち、ドアの前に立って、ドアを開けようとするG。Sがドアを開け、Sに「どうぞ」と言うように促す
3.Tが「ありがとうございます」と言う。Sには「いいえ」と言わせる




練習1
1.「どうぞ・ありがとうございます・いいえ」を全体リピートしてから、各Sに当てて言わせる
2.Tがペンを探すG。Sがペンを貸してくれるので、どうぞ→ありがとうございます→いいえ、の流れで会話をする
3.ペア練習。同様の事をペアでやらせるように促す



導入2
1.Tが教室の外から入る。「失礼します」と言う。
2.S一人を教室の外に連れて行き、入って来させる。Sが「失礼します」と言って入って来たらTは「どうぞ」と返事をする



練習3
1.「失礼します・どうぞ」を全体リピートしてから、各Sに当てて言わせる
2.他のSにも導入2のようにして教室の外から入室させ、失礼します、中にいるSにどうぞ、を言わせる練習をする
教室用語
導入
1.教室用語のプリントを見せながら、Tが「聞いてください」と耳に手を当てながら言う。「見てください」も大げさに目を見開いて見るGをする。「もっとゆっくり言ってください」はTが早口で日本語を言い「もっとゆっくり言ってください」と言った後にゆっくり話すなどして全ての言葉が示す意味を大げさに動作で示していく



練習
1.それぞれの言葉を全体リピートした
2.「来てください」は手招き、「書いてください」は書くG、1~13それぞれの動作だけをTがし、Sにその動作が1~13のどれを示しているか考えさせ、当てさせる



実践
1.実際にSがTの示す教室用語で指示通り動くか試す
数字 導入・練習
1.1~6をゆっくり言いながら、板書
2.7~12
3.全体リピートした後、Tが指した数字を個別に言わせる
4.S一人を前に呼ぶ。Tが数字を読み上げ、Sがその数字を書く
※5は余裕があるクラス
4.導入・練習1と同様に13~99も入れる

◆数字を使ったゲームで練習
電話番号
学校の電話番号を全体でリピート後、個別で言わせる
適当な電話番号を板書し、各Sに当てて言わせていく



110番導入
1.電話番号のシートを見せる。110と119を板書。Sを一人前に呼ぶ
2.前に来たSに財布を持たせ、それをTが取る
※.以下3~5は余裕があるSならするが、無理そうなら入れない
3.110と119を交互に指しながらSにどちらかを選ばせる
4.Sが110を選んだら、「ひゃくとおばん」と読むことを教え、全体リピート
5.最後に個別に当てて、読み方ができているか確認



119番導入
1.苦しむGをして、倒れる
2.Sに110か119を選ばせる。百の位はやっていないので、読み方を確認
3.119番を全体リピート
4.最後に個別に当てて、読み方ができているか確認
時間

導入
1.1時~12時を板書し、それぞれ読み方を確認



練習
1.板書した時間を1時から順に全体でリピート。Tが指した数字を個別に言わせていく

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 授業記録

1.電話番号についてはこちらの課でも触れる

2.
教師用メモでも述べたが、漢字圏かどうかは関係なく、字形は初級の始めだとかなり酷い。 字形については、こちらも併せて参考にしてほしい
参.初級学生のひらがな・カタカナ誤用例と直し方のコツ

3.依頼の形は難しいが、て形や文型云々は抜きにし、表現として、必要な学生には教えた方がいい。
参.お願いの形4種

 0初級個人授業の学生への指導

集団授業の場合は上のやり方で構いません(N2etは集団授業用なので)。問題は個人授業の場合です。個人はとにかく融通がきかせやすいです。「文字は要らない。とにかく口頭での日本語能力のみを養いたい」「文字や文型のみに力を入れたいので、口頭は要らない」、本来人によって要望は違うものですが、集団だと全ての要望に応えられないものに個人なら一つ一つ応えられます。
学習とは文字にしろ口頭にしろ、何を鍛えるにしても地道なものから始まります。いきなり「会話しよう!」「日本語のゲームで楽しく勉強しよう!」と思ってもできません。ゲームをするためのルールも説明できない。
口頭ならまずは発音です。いきなり会話をしたり、会話のビデオを見せたりしてはいけません。そもそも0の人に映像は無理です。2人で映像を見終わった後何ができるでしょうか。何もできません。話せないし聞けないのですから。まずは発音→簡単な教室言葉(見てください・読んでください等)です。そして、たとえ「文字は要らない!」と意固地になっている学生だとしても、五十音は見てわかるようにしないと、こちらの指示すら通りません(=学習の大きな妨げになる)。
文字や文型だけが必要だと言い張る人も同様で、口頭も一緒にある程度は伸ばしていかないと、やはりこちらの指示が通りません。
参.はじめて初級クラスを持つ先生へ




  教科別で選ぶ参考書
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【略称の意味】
T=教師 S=学生 TS=教師から学生に ST=学生から教師に G=ジェスチャー P=場所 X=文型前の言葉 Y=文型後の言葉(前件と後件ではない) FC=フラッシュカード PC=絵カード LC=文字カード WB=ホワイトボード ◆=目標・これからやる事 ★=レアリア・プリント 1gV=1グループ動詞 L51=みん日では非提出 比.=比較対象文型 参.=参考として見ておくもの 教問=教科書問題 例文=教科書の例文 手引き=みんなの日本語の手引き  標問=みん日標準問題集 秘訣=日本語の教え方の秘訣[くわしい教案と教授法]1~13課 14~25課  26~37課  38~50課 
文練=みんなの日本語文型練習帳1~25課  26~50課