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・そして・それからの用法・違いに注意。質問に備える
・「だけ」の使い方に注意。ダケの後に助詞が来ない事に留意させる
p88の例文「え、3か月半だけですか」・・・Nとして
練習B6の4)「10分だけ休みます」・・・副詞的
・かかります L11:時間/お金が L29:鍵が L35:電話が
・はがき・封筒・書留・速達の違いがわかりにくい。実物などを見せ示すと良い
1.「4人」が「よんにん」になりがち
2.「PにNが助数詞あり/います」は扱っているが、「PでNを助数詞買います」は非扱い
3.「兄」につられて「あ兄(にい)さん」となる
A-1 Nが一つあります Nを一つ買います PにNが一つあります 1.「<場所>に<物>があります」の形はとりあえず避け、まずは助数詞が入った文に慣れさせる |
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1.アリマスの前の助詞確認 ◆まずはL10の「<物>があります」を思い出させる T:みかん・・・?あります S:みかんがあります T:みかんがあります。みかんが・・・(1つ・2つとゆっくり見せながら発話を促す) S:みかんがひとつあります。みかんが2つあります。 板書 みかん が あります ↑ ひとつ ◆色々な物を見せながらSに発話させていく 1.数える物の名前の確認をする 2.それぞれの物の数を変えながら発話させていく T:りんご?(りんごが4つあるPCを見せる) S:りんごがよっつあります T:(PCのりんごを紙でいくつか隠す) S:りんごがひとつあります 全て全体リピートさせ、慣れてきたら個別に言わせる ◆疑問詞を入れる T:みかんがひとつありますか。ふたつありますか。みっつありますか。みかんが? S:みかんがいくつありますか 板書 みかん が いくつ ありますか ~つあります B-1 PCで練習 11PCB-1を貼る。PCの隣に文を書き、終わったら11LCB-1で練習 3.超上クラスには『<場所>で~買います』も |
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~を一つ買います ※手引きでもこのタイミングで入れるよう書かれているが、これは他と異質で、存在文ではない。助詞などの混乱を避けるため、他の日にやるか、同じ日にやるなら、A-2で「~つ」以外の助数詞が入った後(C-2でL11の存在文が終わった後など)に入れる。そうすれば「買う」以外のヲをとる他の動詞が使えるので、練習の幅も広がる |
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◆助詞に注意させながら、導入。まずは「買います」の助詞を確認 T:みかん、買います。助詞は? S:みかんを買います T: (みかんを1つ・2つとゆっくり見せながら)みかん S:みかんをみっつ買います 板書 みかん を 買います ↑ みっつ B-4 C-1 |
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A-2 ~が一枚/台あります ※A-2で「~つ」以外の助数詞が入る 枚・台 ※「枚・台」は簡単過ぎるので、時間がなければ「つ・枚・台・人」の導入を一気にやり、練習も混ぜてやると学生も退屈しない。一つ一つ導入→練習とやると退屈。ただ「つ・人」の練習の比重は重くする 枚↓ ★PC切手・はがき・封筒・写真★紙・シャツ・CD 台↓ ★PC車・パソコン・自転車・テレビ |
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◆枚・台の口慣らしから始める(言えない場合読み方を板書) 1.数える物の名前を確認 2.PCなどを見せながら、「枚」の数え方を言わせていく T:(はがきが3枚書かれたPCを見せ)これは? S:さんまい 全体リピート→個別に言わせる 3.「台」も同様に数えていく 全体リピート→個別に言わせる 4.「枚」「台」を混ぜて練習(全体→個別) ◆A-1と助数詞のみが違う事を意識させながら、文の中で使えるようにする (まずはA-1を思い出させ、他の助数詞を入れる) T:みかん(を一つ見せる) S:みかんが一つあります T:(2つ見せる) S:みかんが二つあります T:(はがきが四枚書かれたPCを見せる) S:はがきが四枚あります 板書 はがき が よんまい あります (他の物でも全体で言わせていく) 板書 車 が よんだい あります ◆紙やPCを使って、何枚あるか、何台あるかを言う T:はがきが一枚ありますか。はがきが二枚ありますか。はがきが・・・? S:はがきが何枚ありますか 板書 はがき が あります ↑ ↑ なんまい か (他の物でも全体で言わせる) 板書 車 が なんだい ありますか B-2 1.PCを使い、質問と答えで教室を半分にして、全体で言わせる T:これは何ですか S:シャツです T:じゃこちら(教室右半分)の人、質問お願いします S:シャツが何枚ありますか T:答え(教室左半分を指し) S:5枚あります (質問と答えを時々交代させながら全体→個別に当てて練習) |
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A-3 ~が一人います ※1人と2人以外は枚・台同様簡単。4人は「よんにん」「しにん」に気を付ける |
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前導入【5分】◆まず3人~10人→1人、2人と入れる。1人~10人を板書していき、上に読み方書く 板書 人 T:何ですかこれは S:にん T:(指を3本立てる)さ・・・? S:さんにん ・・・ S:じゅうにん T:じゃこれは?(指を一本立てる) S:ひとり (板書した~人を指して全体リピート→個別に言わせる)$ ◆最初に長い文「<場所>に<物>があります」の形を練習後、A-3に入る T:みかんがあります。みかんが・・・(1つ・2つとゆっくり見せながら発話を促す) S:みかんがひとつあります。みかんが2つあります T:(みかんを箱に入れる)箱、みかんがあります S:箱にみかんがあります 板書 箱 に みかん が あります ↑ ひとつ A-3導入【10分】◆教室にいるSの数を数えて「~人」を入れる T:ここは教室です。皆さんは学生です。教室、学生、います?あります?(発話を促す) S:教室に学生がいます 板書 教室 に 学生 が います ↑ 10人 (「学生が~人います」だけで全体で言わせ、個別にも言わせた後、「<場所>に」を加えてさらに口慣らし) <場所>や<人>を変えて練習 T:(PCスーパー、PC男の人を見せ、発話を促す) S:スーパーに男の人が3人います T:学生が一人いますか。学生が二人いますか。学生が・・・? S:学生が何人いますか T:教室・・・? S:教室に 板書 教室 に 学生 が います ↑ ↑ なんにん か B-3 1.B-3には<場所>を入れての練習がないので、入れる(様々な場所のPCを見せながら、 T:これは? S:会社です 2.教室に男の人・女の人が何人いるか聞く ◆所有の「います」導入【5分】 ★PC家族L5 T:私の家族は(家族のPCの姉や父などを指しながら)四人です。父と母と姉がいます。 S1さんは? S1:~ 板書 わたしの家族は 4人 です。父と母と姉 がいます T:(姉が二人いることを手で示す)姉・・・? S:姉が二人います 板書 家族は 何人 ですか 5人です。父と母と姉 が2人います C-2大家族の所があったらそこで盛り上がれる T:S1さん、家族は何人ですか S1:三人です。母と~います T:(Tを指さす) S1:先生の家族は何人ですか ・・・ 練習→発表 T:S1さん、S2さんの家族は何人ですか S1:S2さんの家族は~人です。父と母と ←注意! T:父!? S1:お父さんとお母さん~ ◆最後にいろいろな助数詞を混ぜて練習 |
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A-5 <期間>~ます |
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T:皆さんは毎日寝ますか S:もちろん! T:私も寝ます。S1さんは昨日何時に寝ましたか S1:11時に寝ました T:何時に起きましたか S1:7時に起きました T:(11~7を板書) S1さんは11時から7時まで寝ました=S1さんは8時間寝ました B-6 B-7 |
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A-6 <期間>かかります |
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C-3学生達の国に実際に送る事を想定して 1.TSでQA T:これは韓国まで速達でいくらですか(500円と板書) S:500円です T:どのくらいかかりますか(3日と板書) S:三日ぐらいです 2.Sに自分たちの国に送ったことがあるか、お金と時間はどれぐらいかかるか聞く |
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A-4 <期間>に~回~を~ます |
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◆状況を与え、いつ使うか入れる ◆最初は「~回~を~ます」に限って、次に「~回~へ/に~ます」など幅を広げ練習 「~回~を~ます」 一日に何回ごはんを食べますか 「~回~へ/に~ます」 1日に何回家族に電話をかけますか B-5 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
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『兄弟』は兄も弟も男なのに、姉妹も含める 『青少年』は少年なのに若い男女を指す 『彼ら』も男女 『姉妹』『少女』『彼女ら』は女性しか指しません。言葉は文化、文化は言葉を作ると言いますが、女性がないがしろにされてきたからなのでしょうか。 |
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【略称の意味】
T=教師 S=学生 TS=教師から学生に ST=学生から教師に G=ジェスチャー P=場所 X=文型前の言葉 Y=文型後の言葉(前件と後件ではない) FC=フラッシュカード PC=絵カード LC=文字カード WB=ホワイトボード ◆=目標・これからやる事 ★=レアリア・プリント 1gV=1グループ動詞 L51=みん日では非提出 比.=比較対象文型 参.=参考として見ておくもの 教問=教科書問題 例文=教科書の例文 手引き=みんなの日本語の手引き
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