~ いろいろな一覧 ~
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1~25課 26~50課
2017年4月、サイトをリニューアルしました。
新サイト:日本語教師のN1et ➔教案ページ ➔授業のコツ
教案や一覧はみんなの日本語2版対応(情報量は倍以上に)、ブログページの新設など様々な面で改良しました。
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・散歩します:×へ散歩します ×テニスを遊びます
「へ」ももちろんいいのだが、言わないように。
・迎えます:「迎えます」の前の助詞に注意。「場所へ/人を迎えに行きます」。問題の読解「テレサちゃんを迎えに行きます」。練習B8の3)「子供を迎えに行きます」
1.「~が欲しいです」「~たくないです」は親しい間柄(友達・家族)で使うものなので、あまり深く掘り下げない 2.「食事します・食べます」「買い物します・買います」 ×ごはんを食事します ×服を買い物します 目的語をとらないことに注意。新出語導入でよーーく注意する。他にも ×食事を食べます 買い物を買います も非常に多い。50課まで来たSも言っている 参.「うれしい・楽しい」違い 参.トリッキーな形容詞 …『名詞な名詞』。名詞とな形の境界線 参.形容詞+みN3 |
A-1 Nが欲しいです 1.「Nが欲しいです」のNは物でも人でもいいが、前に「どんな」が付くと<人>は×で、その場合は「好き」 2.「お金が欲しいです」は言わせない。言うと皆バカの一つ覚えでそればかり言うので学生が言わなければこちらからわざわざ提出は絶対にしないこと |
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T:皆さんは今日何で来ましたか S:電車 T:私は電車が嫌いですから、歩いて来ます。とても大変です。車がありません 板書 わたしは車がほしいです B-1 ※目上には× 「×~が欲しいですか」「〇L7~はいかがですか」 ◆どんな~が欲しいですか T:私は、大きい車?いいえ、小さい車がほしいです。 わたしは車がほしいです どんな ↑か T:「どんな」の質問です 形容詞+車がほしいです。 T:誕生日はどんなNがほしいですか B-2 ◆何がいちばん欲しいですか C-1 |
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A-2 ~を(が)たいです 1.三人称・二人称は× 2.「Nがほしいですか」は失礼。「来週飲みに行きたいですか」→「来週飲みに行きませんか」 3.い形と活用同じ |
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T:今日はお昼ごはんを食べませんでした。お腹がすきました。 わたしはラーメンが食べたいです ◆TがGをし、Sに「~たいです」を言わせる 働きます、マスをとります。働き + たいです。このたいですはイ形と同じです。 働き + たいです くないです。 板書 私 は 結婚したいです (この後FCなどで口慣らし) 板書 私 は N を 食べたい です へ 行きたい です に 会いたい です 車/家を買いたいです・お酒を飲みたい・旅行したい・中国へ行きたい・フォーを食べたい・サッカーをしたい・結婚したい・友達/家族に会いたい・暑いから海で泳ぎたい・韓国語を勉強したい B-3 |
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A-3 ~たくないです 1.特殊な状況での表現なので軽く扱う 2.可能ならクサヤや納豆など、皆が嫌うようなレアリアを持って行く |
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B-4 C-2 |
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A-4 ~へVますに行きます ※「3gV(3グループ動詞)」と「Nをします」は【Nに行きます】の形で扱う 新宿へ ×買い物し 〇買い物に行きます ×友達の家へ野球・宿題・歌に行きます 1.場所をころころ変えて授業をするので、★場所の字カードと★PCを作っておく 2.新しい、変わった形なので、しっかり「に」に注目させる 3.板書は2文を一つにするとわかりやすい 板書 私は友達の家へ行きます + お酒を飲みます = ★PC場所↓ L3ロビー(たばこ売り場) L4デパート・図書館・美術館・郵便局 L10喫茶店・公園 L12海 |
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◆導入に入る前に場所のPCを見せていき、場所の名前を思い出させ、「ここで何をしますか~」と聞きながら全ての場所PCで何をするか確認しておく T:ここはどこですか S:公園です T:公園で何をしますか S:サッカーをします ◆適当に導入したら↓ B-5Vマスに行きます。PCで練習↓ ◆場所PCを見せ、何をしに行くか言わせていく T:ここはどこですか(PC図書館を見せる) S:図書館です T:図書館で何をしますか S:本を読みます/借ります T:図書館へ行きます。本を S:図書館へ本を読みに行きます (全体リピート→個別に言わせる) |
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~へNに行きます ※スポーツは省いておく Nは行為を表すものでなければならない(事が多い)が、スポーツは特殊で、可と不可なものがある。 |
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◆場所は新宿のままで、VますをNに変えて導入 T:私も週末新宿へ服を買いに行きます。靴を買いに行きます。時計を買いに行きます 色々な物を買います。私は・・・ 板書 わたしは 新宿へ 買い物し に 行きます T:買い物しますや、勉強します、食事します、釣りをします、スキーをしますなどは、 ×しに行く 〇に行く ◆「Nが好きです」を使って、3gVは「名詞」+「します」であることを教授 T:Nが好きです、わかりますね。スポーツが好きです。いいです。スポーツは名詞です 母が好きです。母も名詞ですね。名詞が好きです。 板書 スポーツが好きです 母 T:買い物します。散歩します。(二つを指して)これは?動詞ですか、名詞ですか S:動詞です 板書 買い物します が 好きです T:いいですか S:だめです。買い物が好きです 板書 N(を)します に 行きます (PCをそれぞれ見せながら、「散歩に行きます→旅行に行きます」と全体リピート→個別に言わせる) B-6「3gV」と「Nをします」の二つが混ざった練習 ◆場所、次に目的のキューを与え、文作させる 1.最初は場所のPCを見せていき、文作させる T:ここはどこですか S:公園/京都です T:何をしますか S:お花見/旅行に行きます 2.目的の部分は動詞のPCを使って文作 T:これは何ですか S:釣りをします T:どこへ? S:海へ釣りに行きます ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
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「3gVの名詞部分だけ+に行く」 「名詞部分+しに行く」は手引きではNGとされている。しかし、昔はどうだったかはわからないが、現代では多く使われているので、教えるかどうかは考えなければならない。なぜならこの文型を導入したT:が「Nしに行く」は×だと言ったのに、翌日別の先生が「Nしに行く」は〇だと言われるとSも混乱する。助詞も難しいところなので、導入する前に組んでいる先生と入れるかどうか確認しておくこと。 入れる場合は、上の教案の「Nしに行く」の前にある×を△にするか、「Nに行く」を◎、「Nしに行く」を〇とするなど、違いを出す |
1.大学/日本語/旅行/お酒/すしが欲しいです とはならないことに注意。大学は「行きたい」です。日本語は「上手になりたい」です、とそれぞれ言いたいのだと思う。 「寿司が欲しいです」はよさそうだが、いつ言うか考えてみても、その場面、状況が思いつかないので×。基本的に「~たいです」で言えるものは× 2.N(ある程度高い物)が欲しいです 「消しゴムが欲しいです」と言うだろうか。悪くはないが、書くなら、「~買いたいです」となる。 「新しいベッドが欲しいです」「カメラが欲しいです」などある程度高い物で統一する 3.私は授業の初めにこれをWBに一日中貼っておき、禁止します。型にはまった会話が嫌いなので。会話は自由に作ってしかるべきだし、この2つの答えは完全に思考停止してるとしか思えない。 ![]() 4.A-4 例えば「×花屋へ花を買いに~」のような、それ以外しない事は×。だからB-5の2と3は選択肢があまりないので変。イタリアへ歌を習うのもあまりぱっとしないのでB-5は自分で用意したほうがいい。「×映画館(L31)へ映画を見に~」「×花屋へ花を買いに~」。ただ、映画館や花屋、スーパー、電気屋は買うものでみたら選択肢が多いのでその場合は可 「〇食堂へ友達に会いに~」「〇映画館へタイタニックを見に~」「〇花屋へチューリップを買いに~」 ◆週末に何をするか聞いて、文型を入れる 板書 私 は 海 へ 泳ぎ に行きます ◆助詞ヲを入れる 板書 私 は 図書館 へ 本 を 読み に行きます ◆助詞ニを入れる 板書 私 は 駅 へ ~さん に 会い に行きます |
1.学生よりも先生が悩むのが、A-4。「北海道へスキーに行きます」は違和感ないのに「公園へサッカーに行きます」はある。レジャー要素が強いものはOKなのだ(旅行に)。「サッカーをしに~」だと〇(私の語感だが)。いまいち違いがわかりにくいので、提出する語はTが限定し、スポーツは全て「をしに」で教える
参.「うれしい・楽しい」違い
参.トリッキーな形容詞 …『名詞な名詞』。名詞とな形の境界線
参.形容詞+みN3
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【略称の意味】
T=教師 S=学生 TS=教師から学生に ST=学生から教師に G=ジェスチャー P=場所 X=文型前の言葉 Y=文型後の言葉(前件と後件ではない) FC=フラッシュカード PC=絵カード LC=文字カード WB=ホワイトボード ◆=目標・これからやる事 ★=レアリア・プリント 1gV=1グループ動詞 L51=みん日では非提出 比.=比較対象文型 参.=参考として見ておくもの 教問=教科書問題 例文=教科書の例文 手引き=みんなの日本語の手引き
標問=みん日標準問題集 秘訣=日本語の教え方の秘訣[くわしい教案と教授法]1~13課 14~25課 26~37課
38~50課
文練=みんなの日本語文型練習帳1~25課 26~50課