~ いろいろな一覧 ~
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1~25課 26~50課
2017年4月、サイトをリニューアルしました。
新サイト:日本語教師のN1et ➔教案ページ ➔授業のコツ
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・変えます:サイズを(コピー機で紙の)
・L23故障します:機械のみ L29壊れます:機械と傘などの物にも
1.後件に制限がある文型は初めてなので、学生に自由な発言を許すと、非文が多くなる。後件に何が使えるのか板書しておくと学生も緊張せず、発言も活発になる
A-1 Vジ・Vナイ+とき、~。 N5 1.名詞修飾は名詞を修飾することを復習。「とき」もNなので、名詞修飾と同じ普通形(L23ではVジとVナイ) ※「~ながら」で言い換えできるものは扱わない 「ごはんを食べる/勉強するとき、テレビを見ます」 このときは、その瞬間を切り取ったもの 2.手引きには普通形と接続とは書かれているが、テキストなどには特にないし、ただでさえ<時間>を扱う文型なので、過去と過去否定まで入れると混乱する 3.「いつ~ますか」のQは「~時」を言わせる必須Q 4.「~とき」には主に次の用法がある ①動作の時点:部屋を出るとき、電気を消してください ②一定の幅を持つ状態の期間:子供の時、大阪に住んでいました ③時の観念から離れて「場合」の意味:使い方が分からないとき、私に聞いて |
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T:これは何ですか S:★パスポートです T:パスポートはいつ要りますか S:日本へ行きます/国へ帰ります T:皆さんは今日本にいますから、行きます、だめです。 S:来ます T:日本へ来ます、とき? S:日本へ来るとき、パスポートが要ります T:皆さんは何時に寝ますか S:十時に寝ます T:電気は?消しますか S:はい、消します T:寝ます・・・ S:寝るとき、電気を消します T:エアコンは? S:消します。寝るとき、エアコンを消します T:出かけます・・・ S:出かけるとき、エアコンを消します T:家に・・・ S:家にいるとき、エアコンを消します T:ええ、暑いですよ?エアコンを消しますか S:家にいないとき、エアコンを消します ◆服の話題 T:この服は高いですか。安いですか S:高いです T:いつ高い服を着ますか S:好きな人に会います ・好きな人に会う時、高い服を着ます ◆めがねを掛けている子のめがねを取り、小さく板書 S:先生、見ません! T:(メガネを返す)どうですか S:見ます ◆練習で、「いつそのNを買いましたか」でQ、「国にいるとき、買いました」 B-1 T~さん、学校へ来るとき、何で来ますか。 学校へ・・・とき? 学校へ来るとき、自転車で来ます |
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A-3 Aい・Naな・Nの+とき、~。 N5 1.形容詞文、名詞文は時制に合わせる使い方もあるが、この課では時制に影響されない使い方のみ扱う 2.「Nの/Aい/Naなとき」の場合は時制に左右されない(がSには言わない) 休みの時、よくこの公園を散歩します 学生の時、よくこの公園を散歩しました |
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T:明日は土曜日です。みなさん明日暇ですか S:アルバイトです/暇です T:じゃ、暇な人、何をしますか S:新宿へ買い物に行きます T:暇です・買い物に行きます。暇なとき、買い物に行きます ◆FCやVPCで形のみの練習 A皆さん今家族と住んでいますか。寂しいとき、どうしますか。 涼しいです とき エアコンをつけません Na皆さん週末、ひまなとき、何をしますか N20歳のとき、~へ行きました 病気のとき、家で寝ます B-3 晩ごはんです・ワインを飲みます 27歳です・結婚しました 引っ越しです・手伝いにいきましょうか 若いとき・日本へ来ました 頭が痛いです・? 彼女/彼氏が病気です・? 体調が悪いです・? ひまです・? |
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どうしますか 困った時の手段・方法・対策を尋ねる時 ×何をしますか 〇どうしますか ※何をしますか、と何が違うのかしっかり状況を与えわからせる 1.「とき」「たらL25」の文によく使われる |
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T:きのう私は恋人とデートしました。レストランで食事しました。ああ、おいしかったです。お金を払います。あ、あれ、お金が、足りません!お金が足りないとき、どうしますか 朝―いい天気。午後―雨。傘がありません!どうしますか。 B-4 C-1 |
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A-2 Vジ・Vタ+とき、~ N5 「Vとき」には様々な組み合わせがあるが、みん日では①②③のみ ①日本人はごはんを食べるとき、箸で食べる るる ②きのうスーパーへ行ったとき、ラオさんに会った たた ③今晩家へ帰ったとき、電話をかけるよ たる(例文4) ④家を出るとき、雨が降っていた るていた 1.「~た時」=「~てから」 「~る時」=「~る前」 と言い換えが可能なものと不可能なものがある 言い換え可能 学校へ来る前に/ときに、先生に会いました 言い換え不可 △病院へ行く前、保険証を忘れないでください (↑。マエは後件に瞬間的な動作をするイメージ。「忘れないで」、は「その状態を保って」という意味であるから△) 〇先生に会ったときには、よろしくとお伝えください ×先生に会ってから、よろしくと伝えてください (↑伝える人がその場でどうしても「よろしく」と言ってしまうバカだから話者は「違う!今じゃなくて!先生に会ってから言えよ!」と怒っている様子、と状況を説明できなくもないが、かなり苦しい) 2.ある程度の時間を要する動詞は使えない 家へ帰ったとき、ごはんを食べる (↑玄関で食べるの? 「電話する」ならOK) 3.るとき=Xの動作の途中でYする たとき=Xの動作の瞬間、Yする →だからナガラで言い換えできないものがある 4.~する前、後がはっきりわかるものを。時間の流れが感じられる文が望ましい |
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T:今度私はS1さんの家へ遊びに行きます。家へ行きます。電話します。家へ行くとき、電話します B-2 C-2 |
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A-4 Vジ+と、~ N4 【物の使い方】 1.この機械操作の用法はあまり彼らの日常では使われないが、「後件に意志表現が来ない」ことをよくわからせる重要なものなので、後件によく着目させながらやる 2.後件に意志表現(意思・希望・依頼)は来ないこと、後件は動詞の現在形だけ、「100%の変化」を表すことをよく留意させる ・時間があると、 ×宿題をします/したいです/しませんか/してください ※習慣的な行為の場合は意志性が薄いので使える(説明が煩雑なので×と教授) ・お腹がすくと、私はいつもコンビニへ行きます 3.テキストは「主に」後件動詞現在形(ナリマスはテキストでもよく使われ、デキマスは標問のみ)だが、標問には「ここに触ると、危ないです」がある。他にもトリッキーなものとして、『できません・忙しくなると思います』などがある 4.「~ないと」の形はこの課では扱わない 5.当然の事象(電気を消すと、暗くなる)ばかりで、馬鹿らしいのだが、それがトの用法『100%変化』がわかりやすく伝えられるので、頑張る 6.このトの用法では、ナリマスの文型も多用される。できれば、特にイ形の変換は始める前にFCなりでよく練習してからやらないと、口がとにかく回らない。トの前のVジも大変なのでなおさら 7.スイッチL10 ボタンL16 |
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◆教室の備品(★テレビ★ラジカセ等)で機械の使い方を説明 T:これは何ですか S:ラジカセです T:これは? S:スイッチ T:スイッチを? S:押します T:(スイッチを押す)このスイッチを押しますと、押すと、CDが止まります B-5 |
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~と、~があります |
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T私は銀行へ行きたいです。銀行はどこにありますか PCを見せる Sあの交差点(角)を右へ曲がります。左にあります あの交差点(角)を右へ曲がると、左にあります B-6 C-3 |
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使い方・道案内以外の「~と」 変化 1.ここでももう一度後件には意志表現がこないことを言って、徹底させる 2.「人の行為(勉強すると、など)」は教科書では非扱、標問で提出されている。その提出されているものは、その人の習性、状態などを表すものである 3.このその他の用法に限って、標問に可能の表現が一文だけあるので、上クラスなら使ってもいい 4.変化なので、順次動作のテカラとの混同がある。意志表現を使いたいなら、テカラでいいというわけではなく、言い換えができないものもあるので(×雨が降ってから、家にいます)、ここではとにかく後件意志表現は×と指導 5.〇ここにお金を入れると、切符が出ます ×ここにお金を入れると、切符を買います 〇ここにお金を入れると、切符を買うことができます |
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クリスマスになると、町がにぎやかになります B-7(扱いは軽いトの用法だが、一番盛り上がれるので、前後件作成で練習) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
L25で「たら」と「と」の違いを聞かれる場合がある。言い換えできる場合が多いから、L23では機械や道案内などの用法に絞って教科書では扱っていて、その他の用法である「変化」が少ないのだ。つまり、道案内や機械操作において、後ろに意志表現がくることは少ない→後ろに意志表現は来ないのがトだ、とよくよくこのL23で理解させておく必要があるのだ。 L25を見ればわかるが、後件に意志表現がここぞとばかりに使われている。 A-1 2.手引きには普通形と接続とは書かれているが、テキストなどには特にないし、ただでさえ<時間>を扱う文型なので、過去と過去否定まで入れると混乱する 3.「~とき」には主に3つの用法がある。ここではその中の一つを教授するのだが、残り2つも質問があった時のために調べておくこと A-2 1.みん日内に類似文型が多く、さらに時制によって意図・意味が変わる複雑なものがあるが、違いを教えてほしいと言ってくる学生は少ない。しかし、その少数に質問された時にかっこいいところを見せられるように教材分析はしっかりしておいた方がいい 2.~する前、後がはっきりわかるものを。時間の流れが感じられる文が望ましい A-4 1.意志性が薄い文には使えるが、説明が面倒なので意志は全て×だと教授 2.「当たり前」の連続(電気を消すと、暗くなる)だが、それが一番「100%の変化」がわかりやすいので、めげずに! |
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【略称の意味】
T=教師 S=学生 TS=教師から学生に ST=学生から教師に G=ジェスチャー P=場所 X=文型前の言葉 Y=文型後の言葉(前件と後件ではない) FC=フラッシュカード PC=絵カード LC=文字カード WB=ホワイトボード ◆=目標・これからやる事 ★=レアリア・プリント 1gV=1グループ動詞 L51=みん日では非提出 比.=比較対象文型 参.=参考として見ておくもの 教問=教科書問題 例文=教科書の例文 手引き=みんなの日本語の手引き
標問=みん日標準問題集 秘訣=日本語の教え方の秘訣[くわしい教案と教授法]1~13課 14~25課 26~37課
38~50課
文練=みんなの日本語文型練習帳1~25課 26~50課