~ いろいろな一覧 ~
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1~25課 26~50課
2017年4月、サイトをリニューアルしました。
新サイト:日本語教師のN1et ➔教案ページ ➔授業のコツ
教案や一覧はみんなの日本語2版対応(情報量は倍以上に)、ブログページの新設など様々な面で改良しました。
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1.これまで「こ/そ/あれ」で物を指す事を学んだが、3課では「「こ/そ/あそこ」で場所を指すという事を学ぶ 2.機械練習は記入していないが、適時入れる 3.平叙文→否定文→質問→質問の答え、の流れで教授 4.この課ではお金を扱うが、100万円までは出ていない。3課で出ている最高金額はp27の178000円。余裕があれば100万円まで教えてもいいが、1000万円は音がイッセンとまた特殊なので、避けたほうがいい 5.階:ちかにかい・ちかいっかい・いっかい・にかい・さんがい・よんかい・ごかい・ろっかい・ななかい・はちかい・きゅうかい・じゅっかい・なんがい |
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A-1 ここは<場所>です 1.「これ/それ/あれ」が物、「ここ/そこ/あそこ」は場所 2.こ/そ/あ の違いはL2でやっているが、それは「これ/それ/あれ」であり、「ここ/そこ/あそこ」ではないので、下クラスなら改めてやってもいい ★世界地図★学校などの見取り図 |
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◆①話し手と聞き手が実際にその場所にいる使い方 ②写真や見取り図、地図を見て話し手が「ここは場所です」という使い方の、2つの使い方を学ぶ B-1見取り図を見ながら「ここはPです」を言う 地図でもやりたいところだが、会社や大学を見てそれだとわかるのは至難。よって、見取り図での教室や受付での練習が限界 ◆実際に指して言わせる 1.今いる場所を指して→S:ここは教室です 2.ドアを開けて(トイレが近ければ)→S:そこはトイレです 3.窓を開けて→S:あそこは銀行です ◆「ここはPです」を「そこ/あそこはPです」で展開練習 |
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A-2 <場所>はここです 1.物、場所、人などがどこにあるかを表す 2.こ/そ/あ/どちら がここで新出。~チラを使うとより丁寧になるが、その違いを示せるほどの語彙はないので、Gで頑張って示す ★B-1で使った学校などの見取り図 |
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Tここは教室です。トイレはそこです。銀行は? S銀行はあそこです Tそうですね ◆A-1で使った文をそのまま『<場所>はここです』の形で言う ここは教室です=教室はここです ◆質問の形 ◆場所を探している設定。トイレを我慢しているGだけで、今何しているのかを表現 Tトイレ、トイレ!トイレはどこですか Sトイレはあそこです ◆ほか、教室/食堂/事務所など →B-2 |
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A-3 <物・人・場所>は<場所>です 尋ねる対象は3つ。物(パソコン)、人(テレサちゃん)、場所(ワイン売り場) 1.質問に対する答えの文だが、まずは単純に平叙文として入れ、その後質問→この形を入れる |
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T~先生はどこですか S事務所!あそこ! T~先生は事務所です T私の家は池袋です。S1さんの家はどこですか S1私の家は新宿です TS2さんはどこですか S3S2さんはそこです ◆場所PCをWBにたくさん貼り付け、その下に人物PCを貼り、SSでQA B-3QA。尋ねる対象は物(パソコン)、人(テレサちゃん)、場所(ワイン売り場) Q電話はどこですか A2階です C-1 Aすみません。トイレはどこですか Bあそこです Aどうも |
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A-4 <物・人・場所>はこ/そ/あちらです A-3の丁寧版。A-3と違うのは後ろの<場所>がこ/そ/あちらになった箇所のみ。「丁寧」の概念はGで示す。A-4と別になっているが、A-3時にまとめてやってしまってもいい |
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◆全てGで、丁寧な態度でこ/そ/あちらを言う。※尊敬については触れない T~さん、階段はどこですか T2階段はあそこです(ぶっきらぼうに) T2階段はあちらです(丁寧に) ◆Sに階段はどこですかを言わせる ◆他のこ/そ/あの丁寧な形も教える ◆SS、STでこ/そ/あの形の変化が正しくできるか会話する B-4 C-1は二回目だが、今度は「こ/そ/あちら」に変えて練習 Aすみません。トイレはどちらですか Bあちらです Aどうも B-5 B-6 C-2 A会社はどちらですか Bパワー電気です A何の会社ですか Bコンピューターの会社です |
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A-5 これは<国名/会社名>の~です |
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どこ B-7 ◆PW。隣の人の持ち物を「それはどこの~ですか」で聞く。 実施のタイミングはA-6以降なら値段も聞ける |
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A-6 この<物>は<値段>です 導入の前にFC値段で口慣らし 値段のパターンはできる学生なら千円台でもいいが、下クラスなら百円台だけにし、数を少なくする |
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T:これは何ですか S:先生の時計です T:これは? S:それも先生の時計です T:これは? S:それも先生の時計です (時計ABCを見せる) T:この時計は?1000円?5000円? S:100円です! T:この時計は10000000円です!この時計は100円じゃありません! ◆これはいくらですか この<物>はいくらですか 物を見せながら疑問形を入れる B-8 C-3 Aこれはどこのカメラですか B日本のです Aいくらですか B23600円です ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
1.値段の数え方 A-6の練習前はよーく口慣らししないとスムーズに進まない。 1円~10万円まで一つずつ教えるわけにはいかないので、 ①まずは1~10円を教え、 ②つぎに10・20…90・100と十ずつ増やして教える。この時、 板書 じゅう いち 10 1 ↓ じゅういち 11 という風に10の読み、1の読みを確認し、足してジュウイチと読むと理解しやすい。 ③最後に100・200…900・1000と百ずつ増やして教える。板書は同じようにする。その後日常よく使う値段(120、398、1500円など)を中心に教え、徐々に広げていく。 ※注意する値段 300円→×さんひゃく/ぴゃく 600円→×ろくひゃく/ろびゃく ×800円→はちひゃく/はびゃく (↑100、200…900まで板書し、上の3つだけを左側、他を右側に分けて書くなどして工夫する) ×1000円→いち せんえん・せえん 〇2000円→に せんえん 〇5000円→ご せんえん 〇10000円→いち まんえん (↑二千円や一万円につられ、イチセンエンとなりがち。他にも撥音抜けのセエンとなることに注意) <鉄板ネタ> A-6の導入では自分の時計やネクタイを指し、とんでもない値段を書くと盛り上がる T:これは何ですか S:時計です T:そうです、これは時計ですね。この時計は・・・えーと・・・980000000円です 2.L10の文型を持ってくる学生 先まで学習している学生が時々「トイレはどこですか」というQに対し「トイレは3階にあります(L10)」というAを言ってくる。プリントなら個人的に訂正できるが、口頭で言ってくると面倒なので、そういう言い方もあるが授業中はやめてもらうよう指導。他の学生が混乱し、「え、~にあります?何その答え方。超クールじゃん」とざわつく。 |
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【略称の意味】
T=教師 S=学生 TS=教師から学生に ST=学生から教師に G=ジェスチャー P=場所 X=文型前の言葉 Y=文型後の言葉(前件と後件ではない) FC=フラッシュカード PC=絵カード LC=文字カード WB=ホワイトボード ◆=目標・これからやる事 ★=レアリア・プリント 1gV=1グループ動詞 L51=みん日では非提出 比.=比較対象文型 参.=参考として見ておくもの 教問=教科書問題 例文=教科書の例文 手引き=みんなの日本語の手引き
標問=みん日標準問題集 秘訣=日本語の教え方の秘訣[くわしい教案と教授法]1~13課 14~25課 26~37課
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文練=みんなの日本語文型練習帳1~25課 26~50課