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1~25課 26~50課
2017年4月、サイトをリニューアルしました。
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1.夜と晩:①夜⇔昼 晩⇔朝 ②付く言葉が決まっている
深×晩〇夜 ×晩〇夜中 昼×晩〇夜問わず~
三日三〇晩×夜 今〇晩〇夜 〇晩△夜ご飯
【旧新版みん日の移動・削除の語】
他の課から移動(初版で新出): 画(6課) 会議(13課) 試験(12課)
2版で新たに追加:×
この課から移動:自動車(→21課) どうも(→3課)
削除:104 お問い合わせの番号
1.「10分」は2通り読み方があるが、みん日では「じっぷん」ではなく「じゅっぷん」で統一している 2.4課では5分刻みのみで、1分刻みはまだ 3.A-2の「から」「まで」は<場所>と<時間>の起点と終点を表し、4課では<時間>のみを扱う。常に一緒に使われるわけではなく、4課ではC-2で「大学は何時からですか」の形で出ている 4.格助詞「と」登場。名詞を並列する。A-3「休みは土曜日と日曜日です」 5.「~曜日」が書くのに手間取るので、FCを作っておき、WBの端に磁石でつけておく 6.誕生日や「~月~日は何曜日ですか」で、曜日を言わせる 7.全体を通して機械的になってしまいがちなので、楽しい授業を心がける 8.初級動詞の種類 L4 目的語をとらない自動詞(働きます) L5 移動動詞(自動詞) L6 目的語をとる他動詞(食べる・書く) |
A-1 今~時~分です 目標:①時間を伝える ②時間を尋ねる 一分単位の時間名詞は余裕があればだが、下クラスにはやらない方がいい |
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◆時計の読み方復習 1.時間の読み方を復習 2.5分刻みの分の読み方の復習 B-1のPCを使って、時間と分を合わせた言い方を全体で復習後、個別に言わせていく 3.1分刻みの分の読み方(板書しながらリピートさせていく) T:これは? 分 S:分 T:(指を一本立てる)これは? S:いっぷん T:これは? S:にふん ふん:2(に)・5(ご)・7(なな)・9(きゅう) ぷん:1(いっ) ・3(さん)・4(よん)・6(ろっ)・8(はっ)・10(じゅっ)・何・10の位 ◆一分刻みの全体リピートが終わったら、「数字を見て時間をひらがなで書かせるシート」を配布、書かせる。最後に個別に当てて確認したら回収して添削→翌日返却 ◆状況を与えて「何時ですか」の形を教授 (たばこを吸っているG) T:休み時間です。ふーー。あ!あれ。(腕時計を探すG)時計、時計・・・すみません、今(?を見せる) S:今何時ですか T:そうです。今何時ですか 板書 今 何時 です か(リピート) T:今何時ですか(教室の時計を指す) S:10時10分です T:午前ですか、午後ですか S:午前10時10分です 板書 午前 10時10分 です(リピート) ◆<場所>は今~時です 場所の時間を言う T:今何時ですか S:10時15分です。 T:そうです。ここは東京です。(世界地図を指して)東京。 (時計を指して)東京は今9時です 板書 東京 は 今 10時 です T:中国。中国・は? S:中国は~時です T:ベトナムは?アメリカは?9時ですか、10時ですか、3時、9時(板書の時間の所に?カードを置く)わかりません。ベトナムは・今・何時・です・か 板書 ベトナム は 今 何時 です か(リピート) 午前/午後~時です TS:ベトナムは今何時ですか ベS:午前/午後~時です ◆B-2 1.<場所>を様々な国旗を見せながら、変えて全体リピート 2.B-2用のシート配布 3.AさんとBさんに分かれて会話する。最初はAは教師、Bは学生で練習→AB交代 4.友達同士で練習して覚えさせる 5.2・3グループ発表させる |
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A-2 ~時から~時までです ★PC銀行★学校に置いてある催し案内の紙を使ってもいい★PCデパート★PC銀行★PC郵便局★PC図書館★PC美術館 |
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1.Tが銀行へ行くという状況を与え、からまでを教授 T:(空の財布をひっくり返して見せる)あ、お金。お金。(銀行のPCをWBに貼り、Tが銀行へ行くG。午前6時を板書。銀行は開いておらず、がっかりするG)はあ。 2.7時→8時と時間を変えて、まだ開いていないことをGで伝える 3.9時になり、扉に入るG。お金を財布に入れるG 板書 銀行 は 9時 から です 4.財布からお金を抜く。1.と同じようにまた銀行へ行き、3時までは銀行が開いていることをGで伝える。3:01を板書、入れないG 板書 銀行 は 3時 まで です 板書 銀行 は 9時 から 3時 まで です 9:00~3:00 ◆Tが言う時間と、見せるPCを見て、文作させる T:これは何ですか S:デパートです T:デパート。8時。10時。デパートは? S:デパートは8時から10時です ◆何時から何時までですかを教授 T:日本の銀行は9時から3時までです。ベトナムは?9時?10時?11時?わかりません。 板書 銀行 は ? から ? まで です か(リピート) ↑ ↑ 何時 何時 T:(板書の?を指し)ここは? S:何時 T:韓国の銀行は何時から何時までですか(韓国) 韓S:銀行は~時から~時です ◆B-3 ◆実際に使えるように、状況を与える。2人でデートしに行った店が閉店、またはまだ開店していないという状況で、Sに店員に営業時間を尋ねさせるという状況 1.WBに美術館などのPCを貼る 2.S1とS2を一緒にWBの前に来るようにする T:いらっしゃいませ。すみません。今は8時です・・・ 3.と言い、閉店したことを残念そうに告げる 4.何時から何時までですか、とS1かS2に言うよう促す 5.4が終わったら今度はTがS3と共にデパートへ行く。S4は店員役。さっきと同様に質問させる。Tは何も言わず、閉店してがっかりしたGなどをする ※<場所>は~曜日から~曜日です 最後に、後で学習する「休みは~曜日と~曜日です」につなげるためにここで「銀行は月曜日から金曜日です」を教えておく。上の「時間」を「曜日」に変えるだけなのであまり時間はかけない。飽くまで最後にやるもののつなぎである 1.Gで平日は銀行に入れることを示す T:(銀行のPCを見せて)銀行、月曜日。(お金を下して財布に入れるG)。(火曜~金曜も同様にして月~金までお金が下せることをGで伝える) 2.土日は入れないことをGで伝える 板書 銀行 は ~曜日 から ~曜日 です 板書の「銀行」を様々な場所に変えて全体リピート→個別で言わせる |
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A-3 ~は~曜日です |
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◆きょうは何曜日ですかを教授 T:今日は(カレンダーを指す) S:水曜日です T:明日は S:木曜日です (カレンダーを隠す) T:曜日わかりません。今日は(?を見せる) S:今日は何曜日ですか 板書 きょう は なんようび です か(リピート) ◆板書の「きょう」を「あした・あさって」に変えて練習 1.全体で今日・明日・明後日は何曜日ですかをリピート 2.個別に当てて質問と答えを言わせる T:S1さん、あした。S2さん、(FC日曜日を見せる) S1:明日は何曜日ですか S2:日曜日です ◆練習 ★PCデパート★PC銀行★PC郵便局★PC図書館★PC美術★FC曜日★? ◆~は~曜日から~曜日までですを教授 1.格助詞「と」を入れる。同種の物を並列して言う T:S1さん と S2さん来てください。 ボールペン と シャープペン 今日 と 明日 銀行 と 郵便局 2.銀行の営業曜日と休みを教える T:(カレンダーを見せながらうなずく)銀行は月曜日から金曜日までです。(土日を指し首を振る)土曜日・と・日曜日 板書 休み は 土曜日 と 日曜日 です T:学校、土曜日、皆さん、来てください S:いいえ T:休みは? S:休みは土曜日 と 日曜日 です ◆場所のPCを使ってSに質問と答えを言わせる T:(美術館のPCを見せる)これは? S:美術館です T:(?を見せる)言ってください。休みは? S:休みは何曜日ですか (FC月曜日と水曜日を見せる) S:月曜日と水曜日です (最後に個別に当てて確認) ◆C-1 1.会話練習のシート配布 2.まずは例をTと一緒に全員でシャドーイングのようにして練習 3.Aは教師、Bは学生で練習→AB交代して練習 4.実際にスカイツリーやディズニーランドなどの営業時間を隣の友達に聞くPW 5.PWが終わったら2グループに発表させる ◆C-3電話番号 1.一行ずつ例をTと読んでいく 2.教室の半分をAとBに2つに分け、練習 3.実際に状況を与え会話を作らせる T:すみません。<場所>の電話番号は何番ですか S:~です T:~ですね。どうも 4.TS交代して練習 5.他の場所のPCを見せて同様にS全体で練習 |
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A-4 ~時から~時までVます 1.ここの「~時」は「~曜日」にも変えられるので、その練習もすること 2.まだ「ます・ませんでした」などの複雑な時制はしない。それはA-6から |
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①まずは4課の時間名詞をよく練習(ます・ました対応させる)→プリント ②時間名詞+動詞をWBでよく練習 ③FC B-4何時から何時までVますか |
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A-5 ~時にVます 時制を気にする 1助詞ニで動作が行われる時点を表す。曜日はテキストではどちらでも可としているが、教科書ではつけない方をメインに扱っている 2.「起きる」「寝る」でいきなり継続と瞬間を意識しないといけないVが出るがもちろん触れない |
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◆まずは「じかん」という言葉の意味を説明し、導入に入る ジカンに助詞のニが付くものと付かないもので分けて教える(★L5じかん+に) 板書 じかん 今日 先週 4月 しかし、時間の中でも助詞ニがつかないものがあるので、★LCL5じかん+にで色分けして、教授する ◆何時にVますか まずは「何時にVますか」を入れ、ニをカラとマデに変えて練習 うまくできない場合は、図を描いて、に=一点、から=起点、まで=終点、を示す B-5 C-2 |
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A-6 Vます/ました 普通はVます→Vません、だが、この動詞の導入に限ってはやりにくいので、Vます→Vました、で始める ![]() |
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口慣らし→ジカンを変えながら活用を正しくできるか B-6 |
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A-7 Vません/ませんでした | |
◆Sが今晩・昨日していないであろう事を質問する T:きのう/明日5時に起きました/ますか きのう/明日9時に寝ましたか きのう/明日働きましたか B-7 Q今日勉強しますか Aはい、勉強します B-8QA。Aを見て、「からまで」か「に」を選ぶ。難しい ①Q毎朝何時に起きますか A6時に起きます ②Qきのう何時から何時まで働きましたか A9時から5時まで働きました ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
1.「~から~まで」は9:00~3:00と板書すれば問題ない。 「~時」も音変化は少ないのでそんなに詰まることはないが、「分」と「動詞の4時制」で詰まる。 2.新出語の「休み」がNである事を十分に言っておく。テストなどで「休みです→休みました→休みじゃありません→休みませんでした」とする学生が多い 3.この課で電話番号を聞き・教え方を学ぶが、必ず先生の電話番号を教えてほしいと来るので準備をしておく。 |
準備① 学校として、教えていいのか学校に聞いておく
準備② 教えない場合の理由を用意
準備③ 教える場合の対応
・「授業が終わってから教える」と言えば、本当に知りたい人だけが残るので、全体には伝わらない
・学生によっては、しつこく連絡してきたりするなど、様々なタイプがいるので注意
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日本語教師のノウハウをプライベートレッスンで教えています(skype可)。レッスン詳細はこちら
【略称の意味】
T=教師 S=学生 TS=教師から学生に ST=学生から教師に G=ジェスチャー P=場所 X=文型前の言葉 Y=文型後の言葉(前件と後件ではない) FC=フラッシュカード PC=絵カード LC=文字カード WB=ホワイトボード ◆=目標・これからやる事 ★=レアリア・プリント 1gV=1グループ動詞 L51=みん日では非提出 比.=比較対象文型 参.=参考として見ておくもの 教問=教科書問題 例文=教科書の例文 手引き=みんなの日本語の手引き
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