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1~25課 26~50課
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聞き手の言ったことに同意:「はい」と「ええ」の置き換え可能 しかし、それ以外の場合は置き換えができない。 A:あなたは会社員ですか。 B:はい、そうです ええ、そうです この場合の「はい」は相手が言ったことに対する同意を表しているので「ええ」を代わりに使うことができるが、下の例では不可となる 〇はい ×ええ、どうぞ 〇はい ×ええ、こっち見て 自分に注意を向けさせる時の「はい」は先の例の「はい」とは意味が異なる。このような場合、「ええ」を「はい」に置き換えることはできない |
1.初級動詞の種類
L4 目的語をとらない自動詞(働きます)
L5 移動動詞(自動詞)
L6 目的語をとる他動詞(食べる・書く)
2.この課では<場所>や動詞をたくさん使うので、それぞれの文型に移る前にはしっかりPCで口慣らしをしておく
A-1 ~を~ます |
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B-1動詞PCを見せていき、動詞だけでなく、目的語も併せて言わせていく B-2QA。最初は時制抜きで→時制も加えて練習 B-3 Q何を買いますか Aかばんを買います |
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A-2 何も~ません 言われて嬉しい言葉ではないので、この表現はあまり強調せず、軽く扱う。 覚えるとこればかり連呼するので、私は教えなくてもいいだろう。 参.どこでも行かない?どこへも行く? - N2et |
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パンを 食べます なにも 食べません ◆何をしますか B-4疑問詞『何』のみのQA。B-3のQは『何を買う/食べる』でAが『~を買う/食べる』のみだったが、B-4は『何をしますか』で、Aが『Pへ行く』など格助詞ヲを使わないAもあるのと、時制名詞が加わっての練習であるのが特徴 Q明日何をしますか Aデパートへ行きます ◆それから B-6 1.PCを見せながら二つの文を「それから」で繋げる T:この人は何をしますか S:宿題をします T:これは? S:CDを聞きます T:宿題をします。それからCDを聞きます(リピート) |
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A-3 ~で~を~ます 1.A-1で入れてもいいが、いつも・時々、は場所と共に使われるのがL6内でなら最も自然だろう 2.疑問詞ドコはL5で既出だが、L5では【へ+移動V】のみで、L6は【で+V】が入る |
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◆助詞を強調しながら、ヲとの違いを示しながら教授 T:これは何ですか S:箸です T:皆さんは箸を食べますか(箸を食べるG) S:いいえ T:箸を食べませんね。ごはんを食べます。はしで食べます。はしでごはんを食べます C-1 1.会話例を板書。全体でリピートし、口慣らし 2.会話を覚えさせる 3.3組発表させる 4.教科書を閉じさせ、C-1のPCを並べ替えたり、既習の動詞のPCを見せて、全員で文を作らせる 5.3組当てて言わせる ◆どこで~ますか B-5 C-2話し手と聞き手が一緒に行う行為を提案、誘う 人物を左と右から登場させる。間に場所PCを置き、会話開始 |
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A-4 いっしょに~ませんか 話し手と聞き手が一緒に行う行為を提案、誘う A-4とA-5は別々だが、4の答えとして5があるので、できるクラスならまとめて教えてしまってもいいが、その場合、「ませんか」「ましょう」は形が全然違うので、しっかり口慣らしなどはFCでやっておくこと ★PC皆でお酒を飲む★PC一人でお酒を飲む★PC国旗 |
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◆6課までのPCを見せ、状況を与えて、「ませんか」を導入する T:(PC飲みますを見せる)私は昨日友達とお酒を飲みました(楽しそうに飲むG)。今晩もお酒を飲みます。一人で(寂しそうに飲むG)あ、S1さん、今晩いっしょに飲みませんか S1:はい 板書 今晩いっしょに飲みませんか(リピート) ええ、いいですね(リピート) ◆断り方 T:私は明日韓国へ行きます。一人で?ええ、いやです。S1さん、一緒に韓国へ行きませんか 板書 すみません、~はちょっと・・・(友達に会います)(リピート) (「今晩」を他の時に変えて練習する) ◆ここで一度動詞のPCを見せながら「Vませんか」の形を口慣らし ◆ネットワーク T:S1さん、今晩いっしょに飲みませんか S1:ええ、いいですね T:S1さん、S2さんに(言うよう促す) (同様にしてSSでQAをやらせる) ※「ちょっと・・・」だけで終わるよりも、「明日飲みませんか」と代替案を付け加える事で、人間関係上よいと教授。加えて、「ませんか」の追加練習もできる ◆様々な状況が書かれたPCを見せていき、会話を作らせる 1.まず一つを例として、TSでやる 2.クラスをgに分け、3つのPCをWBに貼っておき、さっきやったようにSに覚えさせる 3.発表 文作ゲーム【20分】 ★裏紙数十枚 ◆助詞の混乱が起きているので、ここでゲームをしながら整理する 1.5つのグループに教室を分ける。各グループは「だれ」「いつ」「どこで」「だれと」「何をした」になる 2.白紙の紙を配りそれぞれ相談し、場所グループならデパートなどと書かせる 3.「だれ」から「何をした」グループまで順に言わせていく。全Sが見えないと意味がないので、紙はWBに貼り付けていく ※「何をした」グループは時制に気を付けさせる。 4.担当グループを交代しながらやる ◆他に、簡単にやるならS1を指名、Tは疑問詞カードで他Sにキュー T:(どこカード見せる) S:S1さん昨日どこへ行きましたか (これは各疑問詞導入でも同じようにやれるので、こまめにやるといい) |
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A-5 ~ましょう 「~ませんか」との違いを説明できるようにする★勉強します★テニスをします★富士山 |
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T:S1さん、お酒を飲みに行きませんか S:いいですね。飲みます T:(首を振る)飲みましょう B-7 C-3 PCの★勉強します★テニスをします★富士山へ行きますを見せ、全体で会話を作らせる(待ち合わせ時間などはTが適当に言う) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
1.助詞総復習 今まで習ってきた助詞がうまくここの文型で使える。これまでの苦労はこの文型のためにあったといってもいい。 学生も大変盛り上がるので、様々な状況を与え、遊ばせる。 追加で、未習語も入れてもいいし、「デートします」はぜひ入れたい言葉。 2.用事がありますから~ A-4での答えとしてこれを言う学生がいる。簡単なフレーズで、言いやすいので嬉々として言いたがるが辞めさせたい。いつもいつもこればかり言っていてはまずい。 |
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【略称の意味】
T=教師 S=学生 TS=教師から学生に ST=学生から教師に G=ジェスチャー P=場所 X=文型前の言葉 Y=文型後の言葉(前件と後件ではない) FC=フラッシュカード PC=絵カード LC=文字カード WB=ホワイトボード ◆=目標・これからやる事 ★=レアリア・プリント 1gV=1グループ動詞 L51=みん日では非提出 比.=比較対象文型 参.=参考として見ておくもの 教問=教科書問題 例文=教科書の例文 手引き=みんなの日本語の手引き
標問=みん日標準問題集 秘訣=日本語の教え方の秘訣[くわしい教案と教授法]1~13課 14~25課 26~37課
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文練=みんなの日本語文型練習帳1~25課 26~50課