本文へスキップ




サイト内検索

スポンサードリンク


当サイト管理人による日本語教師養成プライベートレッスンを行っています。レッスン内容の詳細はこちらのページskypeでのご依頼も受け付けています

 語の意味変化

〜目次〜
@語の一般化A語の特殊化B上昇C下降

 種類

・原義  言葉本来の意味           例:道(人や車などが往来するための所)
・転義  言葉本来の意味に様々な意味が加わる 例:道(人の行うべき道、基準とすべきありかた)
・多義語 転義して複数の意味を持った語    例:若い 高い 口 手
・単義語 一つの意味しか持たないもの   例:虫垂炎 (医学用語) 幾何学(科学用語) 
新宿(固有名詞) 崩御 (特殊な語)

・・

 @語の一般化

語の指す意味範囲が元の語よりも広い範囲に拡大して用いられること。「挨拶」など
〇一般化により拡大したもの    
  瀬戸物=原義は瀬戸市とその付近産の陶磁器⇒転義して、陶磁器一般を指すようになった
〇類似により拡大したもの(隠喩)
  のこぎりの歯 机の足 ごみの山 ビンの口 ←これら全て原義の形に似るため
〇近接により拡大したもの(換喩)
  仕事も一段落したから、この辺でお茶にしよう(別に飲まなくてもいい)
〇その他の意味変化によるもの
  具体→抽象   :冷たい仕打ち(仕打ちは温度では計れない=抽象化)
  空間→血縁や心理:近い親戚 食が細い 神経が細い

 A語の特殊化

語の本来の意味が狭くなる事。広い意味で用いられていた言葉が、特定のものも指すようになる事
例えば肴、原義は酒菜だが、今は魚という意味で使う事もある。「妻」など
 
※指示範囲が特殊なものに限定される「特殊化」
   ・卵=鳥、魚、虫の卵のことだが、一般的に「卵料理」と言って、鶏卵以外に思いつくことはない
   ・水戸黄門=元は中納言の位の者だったが、今では水戸の光圀のみを指す

 B上昇(向上)

本来は中立的な意味だった語が、良い意味を指すようになる 
 例:・因果果報=過去の善悪のいずれかの行為の報いとして身に受ける事柄。善悪関わらず結果を指す
     ⇒・果報者=運に恵まれた幸せ者  ・果報は寝て待て=幸運の訪れはあせらず待て
   ・天気=気象状態
     ⇒明日天気なら行こう(ここでの「天気」は「晴れ」「良い天気」を指す)
   ・僕:元は「しもべ」だったが、今では「自分の呼称」

 C下降

本来は中立的あるいは言い意味で使われていた語が、良くないor中立的意味を指すようになる。女中など
 例:・貴様:目上に尊敬をこめて使っていたが、今では親しい同輩、または目下に用いる。ののしりにも
   ・女房:宮中で奉仕した身分の高い女官⇒妻の俗っぽい言い方
   ・御前:今は普通「お前」の形で。同等かそれ以下に使用
   ・奥様:元は正妻、大奥⇒ただの妻or女性

・   雑記トップへ  ・日本語教師の給料 検定用語さ行 みん日動詞一覧表 かぎり族8種 みん日形容詞一覧表 名詞とな形の境界線 みん日教案24課